2012年 02月 06日
年収1,000万円のサラリーマンの所得税っていくら? |
年収が1,000万円のサラリーマンというと、どんなイメージでしょうか。
賞与が月給の年4か月分とすると、月給が税金や社会保険料の控除前
で62.5万円になりますから、「それなりの給与をもらっているサラリーマ
ン」ということになるでしょうか。
その「それなりの給与をもらっているサラリーマン」には、どれくらいの所
得税が課税されるのか。
以下の仮のモデルで計算してみたいと思います。
・収入は給料と賞与の1,000万円のみ
・独身で配偶者や扶養家族はなし
・社会保険料控除と基礎控除以外の所得控除はなし
・社会保険料は年収の10%
・その他税額控除も適用されない
まず、給与所得の金額を算出します。
所得税法に計算方法が規定されているので、それに基づいて計算する
と780万円になります。
そこから社会保険料と基礎控除を控除します。
社会保険料は年収の10%としましたから100万円、基礎控除は38万円
なので、給与所得の金額780万円から社会保険料と基礎控除を差し引く
と642万円になります。
これが所得税を計算する際の課税標準になります。
所得税は超過累進税率で課税されるので、所得税法の条文もそのような
規定の仕方になっていますが、実際に税額を計算するときは「所得税の
税額表」の計算式を使用します。
計算の結果、所得税額は856,500円となり、年収1,000万円に対する
所得税額の割合は8.5%ぐらいということになります。
配偶者控除や扶養控除などその他の所得控除の適用がある場合には、
年収に対する所得税額の割合はもう少し低くなります。
この年収に対する所得税額の割合を高いと感じるのか、低いと感じるの
かは、人によって受け取り方は、さまざまなのではないのかと思います。
賞与が月給の年4か月分とすると、月給が税金や社会保険料の控除前
で62.5万円になりますから、「それなりの給与をもらっているサラリーマ
ン」ということになるでしょうか。
その「それなりの給与をもらっているサラリーマン」には、どれくらいの所
得税が課税されるのか。
以下の仮のモデルで計算してみたいと思います。
・収入は給料と賞与の1,000万円のみ
・独身で配偶者や扶養家族はなし
・社会保険料控除と基礎控除以外の所得控除はなし
・社会保険料は年収の10%
・その他税額控除も適用されない
まず、給与所得の金額を算出します。
所得税法に計算方法が規定されているので、それに基づいて計算する
と780万円になります。
そこから社会保険料と基礎控除を控除します。
社会保険料は年収の10%としましたから100万円、基礎控除は38万円
なので、給与所得の金額780万円から社会保険料と基礎控除を差し引く
と642万円になります。
これが所得税を計算する際の課税標準になります。
所得税は超過累進税率で課税されるので、所得税法の条文もそのような
規定の仕方になっていますが、実際に税額を計算するときは「所得税の
税額表」の計算式を使用します。
計算の結果、所得税額は856,500円となり、年収1,000万円に対する
所得税額の割合は8.5%ぐらいということになります。
配偶者控除や扶養控除などその他の所得控除の適用がある場合には、
年収に対する所得税額の割合はもう少し低くなります。
この年収に対する所得税額の割合を高いと感じるのか、低いと感じるの
かは、人によって受け取り方は、さまざまなのではないのかと思います。
by hiro_ngth_92
| 2012-02-06 18:31
| 税務