2012年 02月 20日
ぼくの芝居放浪記 歌舞伎編その7 集めた劇評集あれこれ① |
毎月、歌舞伎座や国立劇場へ通うようになってからほどなくして、歌舞
伎には「劇評」というものがあることを知りました。
歌舞伎座での観劇の帰りに、いつものように東京駅の八重洲口にある
八重洲ブックセンターへ行って、歌舞伎関連の本棚を見ていたところ、
「歌舞伎劇評」というタイトルの本をみつけました。著者は渡辺保さん
でした。
どんな内容の本なのだろうと思い、パラパラとページをめくってみたとこ
ろ、朝日新聞に掲載された1989年4月の歌舞伎座から1993年12月の
歌舞伎座までの歌舞伎の舞台の批評を集めたもので、このときはじめて
演劇の批評のことを「劇評」ということを知りました。
新聞に掲載された批評なので、ひとつの劇評の分量は少ないのですが、
その少ないスペースのなかで一つの公演のすべての狂言(たとえば歌舞
伎座であれば昼夜すべての狂言)の批評が書かれています。
その中のいくつかの劇評を立ち読みしたのですが、「いいところはいい」、
「悪いところは悪い」とはっきり書かれているところが気に入りました。
買って帰ろうか迷ったのですが、とりあえずその日は買わずに帰りました。
(②へ続く)
伎には「劇評」というものがあることを知りました。
歌舞伎座での観劇の帰りに、いつものように東京駅の八重洲口にある
八重洲ブックセンターへ行って、歌舞伎関連の本棚を見ていたところ、
「歌舞伎劇評」というタイトルの本をみつけました。著者は渡辺保さん
でした。
どんな内容の本なのだろうと思い、パラパラとページをめくってみたとこ
ろ、朝日新聞に掲載された1989年4月の歌舞伎座から1993年12月の
歌舞伎座までの歌舞伎の舞台の批評を集めたもので、このときはじめて
演劇の批評のことを「劇評」ということを知りました。
新聞に掲載された批評なので、ひとつの劇評の分量は少ないのですが、
その少ないスペースのなかで一つの公演のすべての狂言(たとえば歌舞
伎座であれば昼夜すべての狂言)の批評が書かれています。
その中のいくつかの劇評を立ち読みしたのですが、「いいところはいい」、
「悪いところは悪い」とはっきり書かれているところが気に入りました。
買って帰ろうか迷ったのですが、とりあえずその日は買わずに帰りました。
(②へ続く)
by hiro_ngth_92
| 2012-02-20 22:32
| 歌舞伎と文楽