2012年 02月 21日
ぼくの芝居放浪記 歌舞伎編その7 集めた劇評集あれこれ② |
その後も八重洲ブックセンターへ行くたびに立ち読みしたり、図書館で
借りてきて読んだりして、買おうかどうか迷っていたのですが、最終的
には神保町にあった豊田書房という古書店で購入しました。
購入することにした一番の理由は、この「歌舞伎劇評」は歌舞伎を観る
ときのポイントを教えてくれる本なのではないのかと思ったからです。
「歌舞伎劇評」に収録されている劇評は新聞に掲載されたものなので、
お芝居の詳しい内容などは省略されていて、批評も短い文章でポイン
トを押さえたものになっています。
この批評で触れられていることがらというのが、そのままその狂言を観
る際の見どころであり、大切なところなのだろうと思ったのです。
「歌舞伎劇評」を買ってからは、歌舞伎を観に行く前には必ず上演され
る狂言の劇評が収録されていないか確認し、収録されている場合には
その劇評を読んでから観劇に出かけました。
渡辺保さんは、朝日新聞での劇評の連載が終了した後は、月刊誌に
劇評を発表していたのですが、その一部は「劇評家の椅子」という単行
本に収録されています。
そして平成12年1月からはインターネットで劇評の発表を開始し、現在
も続いています。
(③へ続く)
借りてきて読んだりして、買おうかどうか迷っていたのですが、最終的
には神保町にあった豊田書房という古書店で購入しました。
購入することにした一番の理由は、この「歌舞伎劇評」は歌舞伎を観る
ときのポイントを教えてくれる本なのではないのかと思ったからです。
「歌舞伎劇評」に収録されている劇評は新聞に掲載されたものなので、
お芝居の詳しい内容などは省略されていて、批評も短い文章でポイン
トを押さえたものになっています。
この批評で触れられていることがらというのが、そのままその狂言を観
る際の見どころであり、大切なところなのだろうと思ったのです。
「歌舞伎劇評」を買ってからは、歌舞伎を観に行く前には必ず上演され
る狂言の劇評が収録されていないか確認し、収録されている場合には
その劇評を読んでから観劇に出かけました。
渡辺保さんは、朝日新聞での劇評の連載が終了した後は、月刊誌に
劇評を発表していたのですが、その一部は「劇評家の椅子」という単行
本に収録されています。
そして平成12年1月からはインターネットで劇評の発表を開始し、現在
も続いています。
(③へ続く)
by hiro_ngth_92
| 2012-02-21 22:51
| 歌舞伎と文楽