2012年 09月 09日
コンドルズの「ノッキン・オン・ヘヴンズ・ドア」② |
警察や報道陣、そして野次馬に取り囲まれて、初めて世間から注目され
る経験をする。それが、とてもうれしくて「天国って、こんな風に楽しいとこ
ろですかね?」と訊ねる。でも「天国は、こんなに楽しくはないよ」と否定さ
れてしまう。
お芝居の詳しい内容は省略しますが、世の中に疎外されたと思い込み、
生きていても仕方がないと絶望する人に向けて、「あの世(天国)よりもず
っと楽しいことが、現実の世界の方にはあるんだよ。「天国」っていうのは、
この現実の社会の中にこそあるものだし、そしてそれは誰にでもあるはず
だろ」ということを登場人物に言わせている、というのが僕の解釈です。
実は、今回のツアーには、ツアータイトルに含まれているキーワードのほ
かに、もう一つ重要な言葉があります。
それは、公演会場で販売されているグッズなどに書かれている「WE'RE
OPEN」という言葉です。
つまり、「天国」は、この現実の世の中にあって、その「扉」を「ノック」すれ
ば、そのドアはいつでも開いているから、いつでも「天国」へ行けるんだ
よ、ということなのだろうと思います。
ちなみに、この「WE'RE OPEN」という言葉ですが、昔、近藤さんは「朋
来居」というアパートに住んでいたのですが、そのアパートの近藤さんの
部屋のドアにかかっていたパネルに書かれていた言葉です。
このパネルは、近藤さんが「朋来居」から引っ越した後は、勝山さんに引
き継がれることになるのですが、この辺のことは、勝山さんの書いた『コ
ンドルズ血風録!』に詳しいので、興味のある人は読んでみてください。
まあ、こんなことは考えずに、公演会場で配られた「コンドルズ特報◎弐
千拾弐夏」の「OKハウスからの手紙一二三」に近藤さんが書いているよ
うに、公演を楽しめばいいのだと思います。
「本日、コンドルズは、コンドルズの「ヘヴン」のドアを大開放して、皆様を
大歓迎します」
(おわり)
る経験をする。それが、とてもうれしくて「天国って、こんな風に楽しいとこ
ろですかね?」と訊ねる。でも「天国は、こんなに楽しくはないよ」と否定さ
れてしまう。
お芝居の詳しい内容は省略しますが、世の中に疎外されたと思い込み、
生きていても仕方がないと絶望する人に向けて、「あの世(天国)よりもず
っと楽しいことが、現実の世界の方にはあるんだよ。「天国」っていうのは、
この現実の社会の中にこそあるものだし、そしてそれは誰にでもあるはず
だろ」ということを登場人物に言わせている、というのが僕の解釈です。
実は、今回のツアーには、ツアータイトルに含まれているキーワードのほ
かに、もう一つ重要な言葉があります。
それは、公演会場で販売されているグッズなどに書かれている「WE'RE
OPEN」という言葉です。
つまり、「天国」は、この現実の世の中にあって、その「扉」を「ノック」すれ
ば、そのドアはいつでも開いているから、いつでも「天国」へ行けるんだ
よ、ということなのだろうと思います。
ちなみに、この「WE'RE OPEN」という言葉ですが、昔、近藤さんは「朋
来居」というアパートに住んでいたのですが、そのアパートの近藤さんの
部屋のドアにかかっていたパネルに書かれていた言葉です。
このパネルは、近藤さんが「朋来居」から引っ越した後は、勝山さんに引
き継がれることになるのですが、この辺のことは、勝山さんの書いた『コ
ンドルズ血風録!』に詳しいので、興味のある人は読んでみてください。
まあ、こんなことは考えずに、公演会場で配られた「コンドルズ特報◎弐
千拾弐夏」の「OKハウスからの手紙一二三」に近藤さんが書いているよ
うに、公演を楽しめばいいのだと思います。
「本日、コンドルズは、コンドルズの「ヘヴン」のドアを大開放して、皆様を
大歓迎します」
(おわり)
by hiro_ngth_92
| 2012-09-09 12:00
| その他の舞台芸術