2013年 01月 22日
仮単価での受注・売上計上① |
販売管理システムを構築する際に、仮単価での受注処理や売上計上に、
システム上、どのように対応すればよいのか、少し考えてみたいと思い
ます。
なお、「仮単価での受注処理や売上計上」というのは、その取引の相手
方からみれば、「仮単価での発注処理や仕入計上」ということになります。
したがって「受注」を「発注」と、「売上」を「仕入」と読み替えれば、購買管
理システムを構築する場合の留意事項ということになります。
販売管理システムでどのように対応するのかを考える前に、そもそも、
確定した単価ではなく、仮の単価で受注処理が行われることがあるのか、
という疑問を持つ人もいるかもしれません。
これについては、たとえば、原材料の価格が市況によって頻繁に変動す
るような製品(商品)を取り扱っている業界(会社)では、仮単価で注文を
受け付け、後日、確定単価との差額を精算する取引慣行があります。
また、そういった取引慣行のない業界に属する会社でも、定期的に取引
価格を見直す際に価格交渉が長引いて、やむを得ず仮単価での受注と
いうことが発生することは考えられます。
いずれにしても、仮単価での受注処理というのは、あり得ないことではな
く、最終的には会社が仮単価での受注処理を認めるのかどうかにかか
わってくると言えます。
それでは、会社が仮単価での受注処理を認めているとして、販売管理シ
ステムで何らかの対応をするのか。
これには、受注登録や売上計上のプログラムに、仮単価での受注登録
機能や売上計上機能をもたせる場合と、仮単価での受注や売上計上に
は特別な対応はしない場合に分かれると考えられます。
(②へ続く)
システム上、どのように対応すればよいのか、少し考えてみたいと思い
ます。
なお、「仮単価での受注処理や売上計上」というのは、その取引の相手
方からみれば、「仮単価での発注処理や仕入計上」ということになります。
したがって「受注」を「発注」と、「売上」を「仕入」と読み替えれば、購買管
理システムを構築する場合の留意事項ということになります。
販売管理システムでどのように対応するのかを考える前に、そもそも、
確定した単価ではなく、仮の単価で受注処理が行われることがあるのか、
という疑問を持つ人もいるかもしれません。
これについては、たとえば、原材料の価格が市況によって頻繁に変動す
るような製品(商品)を取り扱っている業界(会社)では、仮単価で注文を
受け付け、後日、確定単価との差額を精算する取引慣行があります。
また、そういった取引慣行のない業界に属する会社でも、定期的に取引
価格を見直す際に価格交渉が長引いて、やむを得ず仮単価での受注と
いうことが発生することは考えられます。
いずれにしても、仮単価での受注処理というのは、あり得ないことではな
く、最終的には会社が仮単価での受注処理を認めるのかどうかにかか
わってくると言えます。
それでは、会社が仮単価での受注処理を認めているとして、販売管理シ
ステムで何らかの対応をするのか。
これには、受注登録や売上計上のプログラムに、仮単価での受注登録
機能や売上計上機能をもたせる場合と、仮単価での受注や売上計上に
は特別な対応はしない場合に分かれると考えられます。
(②へ続く)
by hiro_ngth_92
| 2013-01-22 17:45
| SEのための会計知識