2011年 10月 18日
会計基準が優れているって、どういうことかな? ① |
IFRS強制適用に関する疑問 -その2-
IFRS(国際会計基準)は、これまでの日本の会計基準よりも優れているのだから
日本でも早期に導入するべきであるとの意見を、以前はよく聞きました。
最近はIFRSにも問題点が存在することを認め、無条件にIFRSが優れていると主張
する人は減ったようにも思いますが、いまだに「IFRSは最も進化した会計原則である」
という人もいます。
ということで、「会計基準が優れている」ということは、いったいどういう意味なのかを
あらためて考えてみたいと思います。
一般的にAとBをある基準を使って比較した結果、Aの方がBよりも優れていることが
判明した場合に「AはBよりも優れている」というはずです。
たとえば製品Xを作っている会社があり、これまでは機械Aで製品Xを作っていて、
機械Aの1日の生産能力は最大100個だったとします。
このたび新しい機械Bを導入することになり、機械Bの1日の生産能力は最大200個だと
すれば、「機械Bは機械Aよりも優れている」といえると思います。
それでは会計基準の場合には何を基準にして優劣を判定すれば良いのでしょうか?
(②に続く)
IFRS(国際会計基準)は、これまでの日本の会計基準よりも優れているのだから
日本でも早期に導入するべきであるとの意見を、以前はよく聞きました。
最近はIFRSにも問題点が存在することを認め、無条件にIFRSが優れていると主張
する人は減ったようにも思いますが、いまだに「IFRSは最も進化した会計原則である」
という人もいます。
ということで、「会計基準が優れている」ということは、いったいどういう意味なのかを
あらためて考えてみたいと思います。
一般的にAとBをある基準を使って比較した結果、Aの方がBよりも優れていることが
判明した場合に「AはBよりも優れている」というはずです。
たとえば製品Xを作っている会社があり、これまでは機械Aで製品Xを作っていて、
機械Aの1日の生産能力は最大100個だったとします。
このたび新しい機械Bを導入することになり、機械Bの1日の生産能力は最大200個だと
すれば、「機械Bは機械Aよりも優れている」といえると思います。
それでは会計基準の場合には何を基準にして優劣を判定すれば良いのでしょうか?
(②に続く)
by hiro_ngth_92
| 2011-10-18 17:40
| 会計