2011年 12月 14日
岩波書店は商売上手? ② |
(岩波書店は商売上手?①から続く)
でも、これって実はうまいやり方ですよね。
というのも、購入する方は「出版されたときにすぐに買っておかないと
品切れになって、手に入らなくなるかもしれない」という気持ちになる
ので、急いで買ってしまうと思います。
また、こちらの方がより重要なのかもしれませんが、岩波書店では
重版するときには値上げして出版することができます。
そうすると、以前買えなかった人は「ここで買わないと次はいつ重版
されるかわからないし、そのときには値段が高くなってしまうので今
のうちに買っておかなくては」という気持ちになり、やはり急いで買っ
てしまうと思います。そして、その後は重版されるごとに、この繰り返
しになります。
「岩波書店っていうのは、なかなかの商売上手だな」と感心してしま
いました。
ちなみに、ぼくの持っている真山青果の『元禄忠臣蔵』は、1997年
発行の第9刷で上巻・下巻とも693円なのですが、この前、重版され
た時には上巻が798円、下巻が840円になっています。
この他のものについても、値段の変遷を調べてみると面白いかもしれ
ません。
でも、これって実はうまいやり方ですよね。
というのも、購入する方は「出版されたときにすぐに買っておかないと
品切れになって、手に入らなくなるかもしれない」という気持ちになる
ので、急いで買ってしまうと思います。
また、こちらの方がより重要なのかもしれませんが、岩波書店では
重版するときには値上げして出版することができます。
そうすると、以前買えなかった人は「ここで買わないと次はいつ重版
されるかわからないし、そのときには値段が高くなってしまうので今
のうちに買っておかなくては」という気持ちになり、やはり急いで買っ
てしまうと思います。そして、その後は重版されるごとに、この繰り返
しになります。
「岩波書店っていうのは、なかなかの商売上手だな」と感心してしま
いました。
ちなみに、ぼくの持っている真山青果の『元禄忠臣蔵』は、1997年
発行の第9刷で上巻・下巻とも693円なのですが、この前、重版され
た時には上巻が798円、下巻が840円になっています。
この他のものについても、値段の変遷を調べてみると面白いかもしれ
ません。
by hiro_ngth_92
| 2011-12-14 17:44
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