2012年 10月 01日
販売管理システムにおける単価管理について⑤ |
もし、24時間営業の会社だったらどうすればよいでしょうか。
業務終了後に単価マスターを更新するという方法は採用できませんので、
次のような方法が考えられます。
まず、前記のように新単価の製品を旧単価の製品とは別の製品と考え、
新単価の製品に旧単価の製品と異なる製品コードを付して単価マスター
を登録しておく方法が考えられます。
同じ製品で単価ごとに複数の製品コードを付すのがいやであれば、単価
の適用開始日と適用終了日を登録できるような単価マスターにしておき、
9月30日までは1000円、10月1日からは1100円の単価が適用される
ようにしておくという方法もあります(この方法は、24時間営業の会社で
なくとも採用できる方法です)。
ただし、これらの方法を採用するとしても、24時間営業の場合には、どの
タイミングで新製品の単価マスターへ切り替えるのか(新単価を適用する
のか)という問題は残りますので、その対応を考える必要があります。
今回は、販売管理システムにおける単価管理について留意すべき事項の
うち、「単価の設定単位」と「単価改定」を取り上げてみました。
なお、単価マスターに限ったことではないのですが、マスターファイルを更
新する際には、「データ入力者の制限」など留意すべきことがいくつかあり
ますが、これについては後日、あらためて書きたいと思います。
(おわり)
業務終了後に単価マスターを更新するという方法は採用できませんので、
次のような方法が考えられます。
まず、前記のように新単価の製品を旧単価の製品とは別の製品と考え、
新単価の製品に旧単価の製品と異なる製品コードを付して単価マスター
を登録しておく方法が考えられます。
同じ製品で単価ごとに複数の製品コードを付すのがいやであれば、単価
の適用開始日と適用終了日を登録できるような単価マスターにしておき、
9月30日までは1000円、10月1日からは1100円の単価が適用される
ようにしておくという方法もあります(この方法は、24時間営業の会社で
なくとも採用できる方法です)。
ただし、これらの方法を採用するとしても、24時間営業の場合には、どの
タイミングで新製品の単価マスターへ切り替えるのか(新単価を適用する
のか)という問題は残りますので、その対応を考える必要があります。
今回は、販売管理システムにおける単価管理について留意すべき事項の
うち、「単価の設定単位」と「単価改定」を取り上げてみました。
なお、単価マスターに限ったことではないのですが、マスターファイルを更
新する際には、「データ入力者の制限」など留意すべきことがいくつかあり
ますが、これについては後日、あらためて書きたいと思います。
(おわり)
by hiro_ngth_92
| 2012-10-01 17:37
| SEのための会計知識